四捨五入と五捨六入(Access一般)
Accessでは端数処理(丸め)に、フォームでは四捨五入、テーブルでは五捨六入が使われています。
フォームのテキストボックスに数値を入力した場合と、テーブルに数値を入力した場合の違いを示します。
尚、どちらも書式を通貨、小数点以下表示桁数を4に設定しています。
■フォームに1.00004を入力した時 : \1.0000
■フォームに1.00005を入力した時 : \1.0001
■テーブルに1.00005を入力した時 : \1.0000
■テーブルに1.00006を入力した時 : \1.0001
式は左側から計算される(Access VBA)
式は左側から計算されるため、同じ変数を使っていても順番によって結果が違うことがあります。
変数が通貨型の場合、小数点以下の有効桁数は4桁で、5桁目は五捨六入されるため、下記のような結果となります。
■A=1.0005、B=0.1の時 : A×B×10=1.0000
■A=1.0006、B=0.1の時 : A×B×10=1.0010
■A=1.0005、B=0.1の時 : A×10×B=1.0005
■A=1.0006、B=0.1の時 : A×10×B=1.0006
EnterとGotFocusの違い(Access VBA)
同じフォームの違うコントロールへ移動した時は、どちらのイベントも発生する。しかし、他のフォームへ移動してから 戻ってきた時は、Enterイベントは発生しないが、GotFocusイベントは発生する。
ExitとLostFocusの違い(Access VBA)
同じフォームの違うコントロールへ移動した時は、どちらのイベントも発生する。しかし、他のフォームへ移動した時は、 Exitイベントは発生しないが、LostFocusイベントは発生する。