Microsoft Accessで生産管理システムを作ろう

EDP室

生産管理システムの自社開発を支援するサイトです。このサイトでは、Microsoft Accessで 作成した生産管理システムの仕様を公開しており、プログラムをダウンロード出来ます。

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初回のログインに入力する担当者コード

 初回の起動時は担当者コードに”ABC”を入力して下さい。2回目以降は担当者マスタに 追加した担当者コードを使用出来ます。
 これは、トップ→システム→起動(システムの使い方)→ログインに記載されています。

構成レベルの制限

 構成レベルは無制限にすることも出来ますが、現実の運用を考慮して20レベルに 制限しています。プログラム上は10レベルを1つの子プロシージャとしており、これを 親プロシージャから2回だけ呼び出しています。
 サイト運営者の経験では、構成レベルが20を超えた部品構成は見たことがありま せんし、部品構成を印刷するにしても、人間が理解するにしても20レベルが限度と思います。

システムの在庫管理

 製番管理方式の生産管理システムですが、在庫は次の2種類に区分して管理します。
 1、引当済在庫:オーダーにヒモ付けされている在庫です。
 2、未引当在庫:払出す前の払出品の在庫です。
払出品の払出実績入力を行うと、次の3つの処理を行います。
 1、引当済在庫に加算します。
 2、未引当在庫から減算します。
 3、引当明細をもとに”みなし出庫”を行います。

在庫管理とみなし出庫

 在庫管理を行う為には、親品目を製造するのに使用した子品目の数量を、出庫したと同時に 引き落とす必要があります。本来は子品目毎にデータを入力するべきなのですが、時間が係り 大変な作業となる為に、みなし出庫と呼ばれる手法を使います。
 具体的には、所要展開処理をした時の構成マスタの状態を引当明細に保存し、親品目の 入庫処理をした時点で、子品目を使用したとみなして、引当明細に基いて引き落としを行います。
 従って、正確に在庫管理をするには引当明細の更新が必要です。

自動採番

 伝票番号等は自動に入力されます。具体的には、伝票番号等のテキストBOXにカーソルがある状態で ENTERキーを押すと、番号が入力されモードが”追加”になります。下記が自動採番される項目です。
 ■受注入力→受注番号 ■出荷入力→出荷実績番号
 ■生産計画入力→生産計画番号
 ■製造指図入力→製造伝票番号 ■製造入庫入力→製造入庫番号
 ■発注入力→発注伝票番号 ■仕入入力→仕入実績番号
 ■払出指図入力→払出伝票番号 ■払出実績入力→払出実績番号

Excelデータのインポート

 Microsoft Officeの一般的な使い方については、このサイトで扱っていま せんので、他のサイトを参照願います。
 尚、インポート等はテーブルの構造を十分に把握し、データの整合性を考慮して 行うようにお願い致します。
 テーブル構造は、トップ→システム→テーブル(システムの仕様)→仕様の PDFファイルに記載されています。